壊れた塀瓦の復元ができました。

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復元できました

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://www.taniike.com/wp-content/uploads/2021/03/4-3.jpg” user_name=”復元の谷池”]キレイに復元できました。
新しく蘇りました。[/speech_balloon_left1]

お客様からご依頼いただいていた壊れた塀瓦の復元ができました。
壊れた塀瓦をもとに型枠制作をしてすべて手作業で作り、新しくいぶし銀に輝く塀瓦になりました。
似たような形状の塀瓦もあるのですが、厚みが違ったり、紐(突起した部分)のアールが違ったり端の部分の大きさが異なったりするため、一からの製作になりました。

新旧比較してみます

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://www.taniike.com/wp-content/uploads/2021/03/ファイル_.jpg” user_name=”復元の谷池”]見比べるとこんな感じです。
いい感じに完成しました。[/speech_balloon_left1]

ほぼ同じ形状に仕上がりました。
つなぎ目の部分のアールも同じでうお客様の塀に使われている瓦とまく重なります。
見た目の真新しさは何ともできませんが、壊れてひびが入ったものとでは、気分が違います。
瓦の幅や、紐(突起した部分)のサイズ、瓦の厚み、瓦の高さすべてほとんど同じです。


上から見ても同じです。
幅が狭い瓦で、通常これよりも広いものが多く作られています。


横からの見た目も同じです。
この瓦は、割と薄い厚みのものでした。薄くスッキリした形状に合わせました。


端の平らな部分も美しく復元できました。
下にいくほど狭くなる独特な形をしています。

蘇る想い出

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://www.taniike.com/wp-content/uploads/2021/03/ファイル_.jpg” user_name=”復元の谷池”]愛着ある瓦が蘇りました。[/speech_balloon_left1]

住まいを飾る塀瓦は、家の一部です。長年にわたり住まいにの一部として共に暮らしてきたモノには
「愛着」があります。ある日突然壊れてしまった時にとても残念な気持ちになってしまいます。
私も大事にしているものが壊れた時は、何とか直したいと思います。
お客様のそんな気持ちに少しでも答えていきたい想いがあり、今回修復させていただきました。
壊れた部分が治った時、きっとお客様は喜んでいる顔が目に浮かびます。
これからも塀瓦の復元や修理をしていきたいです。

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