亀付間を追いかけて三重県四日市市へ行ってきました。
雨が降ったりやんだりでしたが、淡路島からやってきた私のために
撮影時に奇跡的な晴れ間になってくれました。
大棟には、9寸の亀付間が使われています。
工場で作っている時はとても大きく思えるのですが、立派な屋根には丁度良い大きさとなるのですね。
降り棟には、8寸の亀伏間が使われています。
お寺独特の降り棟のラインがとてもカッコいです。
ソリの瓦でないといけない理由がよく分かりました。
隅棟には、7寸の亀伏間が使われています。
大棟には、9寸、降り棟には、8寸、隅棟には、7寸と、
棟の大きさによって亀伏間のサイズを変えて屋根をカッコ良く見せるのですね。
この味わいのある鐘つき堂の棟瓦には、
伊勢箱、松皮のし、雨切りのしが葺かれていて、三重県独特の棟使用でした。
こういう地域性は、屋根瓦のオモシロさですよね。
普段は、一般住宅の屋根をよく見るのですが、お寺の屋根は、
大きくて独特の曲線が本当に素晴らしいです。
いやぁ~ 瓦っていいですね~
三重県まで来てよかったと思えた1日でした。
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