瓦の種類– tag –
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波の音
これは世界各地で見られる文様で、日本では青海波と呼ばれています。 名前のとおり波をモチーフにしたものです。 これを瓦にすると このようになります。 これが、輪のし(青海波のし)といいます。 そっと耳をすますと、波の音が聞こえてきそうです。 -
松皮のし
これは松皮菱の文様を瓦にしたもので、松皮のしです。 この瓦を屋根に葺くと こんな感じの屋根になります。 松皮がアクセントとなりとても綺麗です。 あぁ 作っててよかった。 -
木の葉のし
古来、人々は「かたち」には力があると考えてきました。 その力を自らのものにするために様々な文様で装飾を施してきたのです。 これは、七宝(しっぽう)という文様を瓦にしたもので木の葉のしといいます。 七宝とは、どこまでも増殖する円形が繁栄、円満を... -
店先のショーケース2
棟の裏側は、こんな感じです。 上から、紐雁振り 左から、輪のし、小万十のし、この葉のし、菊のし、輪違いのし です。 全種類を葺きたかったのですが、この小さな屋根にはおさまりませんでした。 色々な瓦で、自分の家を飾れるなんて、素晴らしいですよ... -
店先のショウケース
工場の前に、私の所で作っている商品を葺いてみました。 紐のし、輪のし、松皮のし、波のし、木の葉のし、菱のし、紐雁振、箱紐のしで、作りました。 素人が葺いたのでいまいちですが、飲食店の前でガラスに入って商品が並んでいるやつみたいになれればと... -
暑い日には
残暑が厳しいですね。 この瓦は立浪片台面といい、 荒波をイメージしているみたいです。 この瓦を屋根に使っていれば、 夏の暑い日でも涼しくしてくれる瓦です。 -
紐のし と わのし
紐のし と 輪のし が集まると、こんな屋根になります。 これこそ、日本建築!! この写真は、 得意先様に、私の工場で作った瓦を葺いてある屋根はどこですか? と、訪ねると香川県の新築現場を教えてもらい 見学にいって撮影してきました。 自分が作った瓦... -
たくさん集まると?!
紐のし(ひものし)を屋根職人さんによって葺いてもらうと(施工) こんなふうになります。 土地柄によっては、 違う瓦と組み合わせることによって色々なデザインが出来るのです。 まさに芸術 日本建築って凄いな~ って、よく思います。 あなたの屋根には、... -
はじめまして
はじめまして 私は、淡路島の端っこにある 谷池健司製瓦所で、瓦を作っています。 紐のし(ひものし) っていうのは、瓦の種類です。 屋根の一番上に乗っている瓦で、のし瓦っていうのがあります。 よく空手をするひとが、瓦を積み上げてチョップで割っ...