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taniken
瓦職人
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生まれ変わる
瓦屋さんの命ともいうべき窯をこの度修繕、というよりも生まれ変わらす事になりました。 平成6年からおよそ17年間も頑張って瓦を焼き続けてくれた窯です。 阪神淡路大震災が、平成7年の1月17日ですから、 窯が新しくなってすぐ地震で窯の中のコンテナがひ... -
鳴り響くサイレン
「ピーポー ピーポー」 仕事をしている時、たまに救急車が通ります。 すると、工場では 「今、救急車通ったな~ どこに向いて行ったんや!」 「どこどこの誰だれの家ほうに行ってたわ」 「あそこのおばあさんとこか?」 妄想は膨らむいっぽう… こんな小さ... -
犬小屋プロジェクト その2
壁にペンキで色を塗ります。 そして、待望の屋根をつくります。 もうお分かりですね。 二階建ての犬小屋です。さっそくポチも上がっています。 板をはって、やっと完成の様子が見えてきました。 屋根にニスを塗って、 は~い完成。 ちょっと頭デッカチです... -
犬小屋プロジェクト
犬小屋プロジェクト 去年、家にやってきた愛犬ポチの犬小屋づくりの様子です。 「瓦屋の犬小屋は、やっぱり瓦葺き…」 正直ちょっとプレッシャーだ…こんな事を思いながら、 犬小屋を作り始めていました。 作るからには、オンリーワンのものをと、考えました... -
一体棟瓦の荒地だし
今日は、一体棟瓦の荒地出しをしました。 いつもは、自動で切断されるのですが、この荒地は手で一枚ずつ切断しています。 このピアノ線の付いたレバーをグッっと引きます。 すると、スパッときれいにカットされます。 大きな荒地なので、結構な重労働。 -
ドクターケンに聞いてみな
これは、土練機です。 この機械に口金を付けて色々な種類の荒地を出しています。 これが口金なのですが、重い。 20キロ近くあるので、大人が抱えて土練機に付けているのですが、 高齢化が進む今日このごろの瓦工場では、ひと苦労となってきています。 使... -
現役引退
工場にやすらぎのひと時を届けてくれていた「牛乳やのおっさん」が、現役引退。 足の状態が思うように回復しておらず、惜しまれつつも引退となりました。 80歳を超えても現役でずっと働けた事は、とても素晴らしい事だと思います。 私... -
菊のしを追いかけて in 南あわじ市
明けましておめでとうございます。 ゆっくりとした休みの間に、去年南あわじ市にある倭文八幡宮さんに葺かれた 菊のし と 輪違いのし を見学に行ってきました。 お寺に使われているのかと思ったら、神社だったので少し驚きましたが、 屋根の立派さには... -
掃除機がやってきた
ウチの工場に、掃除機がやってきた~ 以前から、ずっとずっとずっとずっとずっとほしかった工業用掃除機。 今までなかったのが不思議なぐらいだ!! 清水の舞台から飛び降りた気持ちで、買っちゃった♪ ゴミを吸い取る吸い取る吸い取るぅぅぅぅぅぅぅ なんて... -
淡路島の郵便局
淡路島といえば、瓦の産地。 地域密着の郵便局は、勿論瓦葺きですよね~。 というわけで、今回は淡路島の瓦葺きの郵便局を載せちゃいました♪ ちょいとオシャレな感じの郵便局ですよね。 和風とは違い、どこか面白い♪ スッキリとした切妻の屋根に瓦が輝いて...