ブログ
-
店先のショウケース
工場の前に、私の所で作っている商品を葺いてみました。 紐のし、輪のし、松皮のし、波のし、木の葉のし、菱のし、紐雁振、箱紐のしで、作りました。 素人が葺いたのでいまいちですが、飲食店の前でガラスに入って商品が並んでいるやつみたいになれればと... -
暑い日には
残暑が厳しいですね。 この瓦は立浪片台面といい、 荒波をイメージしているみたいです。 この瓦を屋根に使っていれば、 夏の暑い日でも涼しくしてくれる瓦です。 -
紐のし と わのし
紐のし と 輪のし が集まると、こんな屋根になります。 これこそ、日本建築!! この写真は、 得意先様に、私の工場で作った瓦を葺いてある屋根はどこですか? と、訪ねると香川県の新築現場を教えてもらい 見学にいって撮影してきました。 自分が作った瓦... -
プレス
瓦の形を作るには、 荒地という土を、金型に入れて機械でプレスします。 おばちゃんの手で、一枚一枚丁寧にプレスしていきます。 金型は、2枚に一度ど油のついた布で、全体にむらなく拭きます。 この時に、拭き残しがあったら型にひっついて、ねじれた... -
カニ と 親父
工場には、時々カニが遊びに来ます。 このカニを見ると、苦い 思い出が蘇ります。 それは、高校生の時に友達の家に三人ぐらいで遊びに行っていました。 そこに、怖そうな親父が酔っ払って現れました。(半袖なのに長袖、それ以上は語れません) 気を使って... -
犬小屋
私の家の犬小屋はもちろん瓦葺きです。 その昔、屋根葺きの学校を卒業した記念に作りました。 今では、ボロボロで、へたくそな屋根(もともとへた)です。 いい犬小屋のおかげか、愛犬は十四年も生きています。 やっぱり住まいは大事ですね♪ -
瓦の墓場
今日は、失敗作の瓦を処分場へ捨てに行ってきました。 そこには、大量の瓦達が捨ててあり、 いつ見ても もったいない と思います。 これを再利用出来ないものかと、いつも考えるのですが・・・ いつも捨てに来ています・・・ けど、いいように考えるなら... -
魚
私は子供のときに、こんなのをいっぱい作って遊びました。 ひとつ年上の姉と一緒に、粘土で色々な物を作って、それを瓦にしました。 瓦屋の子供は、みんなこうやって大人になっていきます。 瓦の町には、今でもたくさんのちびっこ陶芸家がいるのです。 -
白地配達
今日は、お得意様へ白地を配達しました。 乾燥台車を愛車のボンゴに乗せて、車で5分の所ですが、落ちないように時速30キロで12分ぐらいかけてゆっくり運転していきます。 もちろん道は長蛇の列です。 もともとは、乾燥台車からパレットに詰め変えて配達し... -
白地
土を瓦の形にして焼く前のものを白地(しらじ)といいます。 白地は機械でプレスして、このような台車に乗せて乾燥させます。 これを作るのがなかなか大変なのです。 土が少し変わると行儀が変わって、せっかく作った白地を捨てなくてはならなくなります。 ...