日本の屋根は、様々な形で飾る事だけでなく、
「文様」を用いる事で、住む人の健康、繁栄などの願いが込められています。
青海波の文様の瓦。
どこまでも広がる大海原に絶えず繰り返される穏やかな波のように、
平穏な暮らしが末永く続くようにという願いを込めた吉祥文様をもとに
作られた瓦です。
輪を大きくする事で、大きな青海波を棟に表現することができる瓦です。
現行の輪のしよりも輪の部分をより強調した瓦です。
七宝の文様を元に作られた瓦です。
七宝は円満を表し、吉祥文様としてのイメージが定着し
宝尽くしの一つに数えられるようになった縁起のよい文様です。
松皮菱の文様を瓦にしたものです。
菱形の上下に小さな菱形を重ねたような幾何学文様で、
松の木の表皮に似ているところから名付けられました。
松は、大樹、繁栄などの意味が込められた縁起の良い文様です。