塀瓦ニッポンの別注曲がりを製作

目次

打ち合わせ

塀瓦ニッポンをご使用になったお客様からのメールに送られてきた図面をもとにどんな風にするかの打ち合わせをしました。先に通常の塀瓦ニッポンを施工し、残りのコーナー部分を別注で製作してほしいとの事で、製作開始です。
鋭角のコーナーと鈍角のコーナーの2ケ所の製作です。

実際の画像で確認

実際の画像がこちらです。
この画像の寸法をもとにどんな感じで製作をするかを入念にやり取りします。
あまり長くなりすぎると製作が困難なため、いけそうな範囲を探します。

61度の鋭角の画像です。
結構鋭角なので長さが必要となり少し難易度が上がりそうです。

図面で確認

図面で塀の納まりを確認し、この寸法のコーナーの製作となりました。
図面で確認したところ、半端な塀瓦が必要なため通常よりも少し長めで作ります。

こちらが鋭角の図面です。
お客様とのやり取りで先がとがりすぎない方がいいとの事で、先端部分を少しだけ平にしての製作となりました。

白地製作

プレスした粘土を切りコーナーの角度に合わせて製作しました。
いい感じで出来ました。あとはこの白地(焼く前の粘土)を窯に入れて焼成します。

焼き上がり

予定していた寸法にほぼ近い長さで焼き上がりました。
自然素材の粘土を焼いて作る瓦は、焼き上がりで微妙な誤差が生まれますが、いい感じの長さで完成する事が出来ました。

今回のご依頼から製作までお客様の住まいを飾る塀瓦をより美しく納めてほしいという気持ちで製作しました。
どんな風に塀瓦が住まいを飾るのかとても楽しみです。
完成したら見てみたいものです。

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

目次