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大きい塀瓦
塀瓦ニッポンの25cmサイズの黒いぶしの製作に挑戦中です。
通常のいぶし銀のタイプでもなかなか作るのが難しいこの塀瓦。黒いぶしは、いぶし瓦より焼成温度が高いためより難易度が上がります。お客様からのご依頼で時間を頂き挑戦中です。
一枚ずつ選別です。
200枚程度窯に入れて焼成しましたが、半分程度が上手く焼く事が出来ました。
残りは残念な結果に…
しかし、今回の焼成試験でコツを掴みました。
色味は、真っ黒まではいきませんでしたが、落ち着いた風合いの黒さです。
大きさはこんなに違います。
左が塀瓦ニッポンくろいぶし19cmで、右が塀瓦ニッポン25cmです。
長さも長いためかなり大き目な瓦です。
だけど嬉しい
瓦作りは、粘土を使って作ります。その時の粘土の状態や乾燥具合によっても製作に違いが出たりします。
上手く乾燥できたものだけを窯に入れて焼成しますが、窯の中の焼く場所や、瓦の積み方具合でも焼き上がりが変わってきます。大きければ大きいほど難しくなります。
だけど試行錯誤を重ね、知恵を絞って製作し、うまく完成した時は本当に嬉しいものです。
この黒い大きな塀瓦を使って、立派な塀を飾る様子が目に浮かびます。
もう少し色々な方法で頑張って製作します。
瓦作りは大変だ。
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