理にかなった瓦 紐のし


紐のしは、“ひぼのし”とも呼ばれています。
普通の、のしには無い少し飛び出た部分があり
それが紐なのです。

紐のしとは、とても理にかなった瓦です。

      

普通ののしは、こんな感じですっきりとした棟になります。
これは、とてもあっさりしていて綺麗です。

けど、紐のしには紐があることによって
のしと、のしの突合せの部分からの
雨の進入を防ぐことが出来きます。

そして、雨が紐をつたい桟瓦へとながれていきます。

いかにして、“雨を桟瓦の谷に流すか”が考えられている瓦なのです。

紐がついていることで、少し派手にみえますが
これこそが“機能美”なのです。

安心して住める住まいには、欠かせない
すばらしい瓦です。

                     

                     YCC会さんに教えてもらいました。

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