これは、プレスした荒地の余分なところを
ヘラで落としている様子です。
丁寧にめくそを取っていきます。
このヘラには、様々な持ち方があり
瓦師のみなさんは、どう持てば効率よく作業できるか
日々研究しています。
そう、それは野球の選手がバッティングホームを研究し続けるように…
一番オーソドックスな握り方がこれ。
通称“ツーフィンガー”と呼ばれるこの持ち方です。
この持ち方は、指とヘラの密着感がありますが
指に力をいれようとするあまり
上体の力みにつながり
結果、このように荒地を傷つけてしまう事になります。
この持ち方は、“ペングリップ”と呼ばれる持ち方で
指3本ほどでヘラを持ち
余り力をいれず軽く動かす方法です。
ほとんど力が入っておらず、200グラム以下の力で
めくそを落としています。
基本的には、右の紐には右手なのですが
左の紐には使いづらく、移動しなくてはなりません。
しかし近年では、左紐の時には左手に持ち替えて使う
俗にいう“スイッチベラ”の人も増えているらしいです。
少しでも早く、少しでも奇麗な瓦を作れるように
瓦師たちは、努力し続けているのです♪
コメント
コメント一覧 (2件)
Unknown
スイッチヘラ!!!
うけましたw
でもこうして日々技術を磨いていくんですねぇ~
努力っす
日々努力しております!!
少し大げさに書きました
本音は、ヘラに変わるものって
ないか考える事があります。
P.S 私はもちろんスイッチです。