菱のしの金型をちょっと修理してみた

今日は、菱のしをプレスしました。
見ての通り菱がいっぱい付いたのし瓦です。

プシュンプシュンと順調にプレスしていたのですが、
「ネジが取れた」との報告がありました。

ん~ 取れてますね。
とりあえず外して見てみる事になりました。

重いのですが、頑張ってひっくり返します。

六角レンチと、金槌でネジをほどいて行きます。

金型の裏側の2枚の鉄板を外しました。

中を覗くと、エアー弁が4つあるうちの1つのバネが外れています。

「4つもいるのか? 2個で充分だ!」 「4つとも均等に機能しないだろ?」
 
「模様のところがひっつきやすいから4だ!」「便が詰まりやすいだろ!」
 
このエアー弁が4つシステムは、賛否両論、議論しそうなトコロですね (たぶん無い)

これが取れたようです。

弁を通して、ペンチでナットを止めて、
ぉお、私にもできました。
実は、開けてみたものの「いけるかな…」
心の奥には、弱気な自分がいました。

この弁は何かといいますと、
プレスした時に、金型に粘土がひっついてしまい
取れなくなってしまうので、エアーをこの穴から送り込む事で、
金型と粘土を離すためのものです。

説明しずらいので、画像を見てね↓

普段は、こんな感じになっています。

プレスし終わった後、吸盤が降りてきたと同時に、
弁が開き、エアーを送り込むことでスムーズに金型から離れる仕組みです。
何となく解ってもらえればいいです。

いゃ~ 治ってよかった。

これでバンバンプレスできそうです。

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