これは、伊勢箱の丸桟です。
伊勢箱は、紐の部分が各位のですが、
これは、文字通り丸くなったものです。
そんなには、使われていないらしく
見つけられるか心配でしたが、三軒だけ発見できました。
一軒目は、この家です。
パット見ると伊勢箱と分からないような感じですが、
よく見ると紐がとっても主張していますよね。
三重県でよく見かける雨切りと一緒に葺かれていました。
のしは、見たこともない松皮っぽい のし が使われていました。
下り棟の のしも初めてみる のしでした。
2件目は、この立派な家です。
この家も雨切りと一緒に葺かれていました。
ものすごく手の凝った家で、至れり尽くせりの超豪華な家です。
まるでお城のようでした。
曇り空なのがとても残念でした。
最後は、この蔵です。
デッカイ紐がとても印象的です。
伊勢箱はシュッとしたシンプルな感じですが、
丸桟は、やさしい感じの棟になっていますよね。
四角いのと丸いのでは、全然イメージが変わっていました。
色んな種類の瓦を使って、
色んな屋根がたくさんある日本の屋根って素晴らしいと思えました。
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