瓦技術研究会の皆さんで、
兵庫県のかなり上の香美町へ行ってきました。
この辺の屋根は、石州瓦の屋根が多く
淡路瓦とはまた違う瓦屋根の家がたくさんありました。
この町に何をしに来たかというと
ちょうど一年前に、融雪瓦という熱で雪を解かす瓦を
試験的に葺いてあり、その瓦の期限が一年なので
もとの瓦に戻す葺き替え工事に行ってまいりました。
これがその融雪瓦です。
瓦の裏に電気で熱をおくるシートがはってあり、
この熱で雪を溶かすという画期的なものでした。
葺き替えを主に行うのはやっぱりこの人
いぶし男さんですが…
仕事の様子を見かねて、厳しく指導にあたる事に!!
「そんなのじゃ、瓦に笑われている!!」
と、なる予定でしたが、厳しくこき使われる事に…
技術委員の方々も、一致団結で作業しました。
結構時間がかかるのかと思っていましたが
あっという間に元通りに完成しました。
元に戻すのは、少しもったいないなと思いましたが、
見直す点もあるという事で、
実用化するために、この試験をいかして改善してほしいです。
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